住宅ローンの審査に落ちたからといって、すぐに諦めなくていいそうですね。銀行によって住宅ローンの審査基準が違い、他の銀行で承認が下りる可能性はあるとのこと。基準や方針の違いだけじゃなく、対応にもコツがあるとのこと。

住宅ローンの審査におちたら

4人家族のYさんは、以前に自宅近くの中古物件に申し込みをして、住宅ローンの審査に落ちてしまい、諦めたことがあった。

住んでいた賃貸住宅は手狭になってきたし、周りの友達はマイホームを買ったり、3LDKの間取りで駐車場付きの賃貸物件に引っ越すとなると家賃も上がって負担が大きい。

そんな折に、自宅の近くで新たに新築の戸建が販売開始された。

より高い物件なのに審査の承認が下りた理由

【近藤】何故、ダメだったときより物件価格が高いのに審査が通ったんですか?

【大石】結構ギリギリだったのよ。審査基準はオーバーしてたしね。だからこそ、銀行側の首を縦に振ってもらえるよう「資金計画書」を合わせて提出してもらったの。それじゃなくても、そこまでいくのにかなり大変だった。最初はペアローンなら、なんとかやっていけますって言っていたけど、融資に必要な書類が揃わない状態で、一から仕切り直ししたの。

【近藤】ペアローンから一本に絞ると、借りられる金額も変わるんじゃないですか?

【大石】そうなの。車のローンもあったし、そのまま銀行に行っていたら間違いなく通らない状態だったけど、一本に絞るしかないと方向転換してからは、今度は頭金がかなり厳しい状態でね。相手の担当者もそれは不可能ですね、と諦めてた。

車の残債も含めて、必要な頭金は700万円にものぼったそう。
それが用意できないなら、諦めたほうがいいとアドバイスしたそう。

【近藤】普通に考えて、難しいですよそれ!

【大石】そもそもが難しかったの。例えペアローンでローンが通ったとしても、家計はギリギリな状態だったし、これから子どもたちの教育資金がかかっていくでしょう?たまの外食も旅行も「お金がない」でギスギスしてくるイメージが頭に浮かんじゃった。だけど、ご主人のローンで一本化できれば、奥さんの収入はゆとり資金に回せることになる。教育資金も、繰上返済にも、旅行にいったり家族の思い出もつくれるしね。

【近藤】ママ友の話を聞いていると、本当にそういう話題多いですよ。「やりくりが大変なのに、また旦那が飲みに行って」とか、子どもが習い事をはじめたいというけど「うちにはそんなお金ないの!」と言っちゃったとか。ご主人も家族とローンのために一生懸命働いているのに可哀そうだなって思いつつ、私も言っちゃう性格かもしれないなって。

【大石】無理しても、しわ寄せは後からくるからね。それに、購入後もメンテナンスとか修繕コストはかかるし、税金も払わなくちゃいけないし、買った後のことも考えなくちゃね。

【近藤】じゃあ、Yさんは足りない頭金をクリアできたんですね。

【大石】親には頼りたくないし、頼んでもきっと無理だと言っていたけど、諦めるか、ダメ元で言ってみるかの状態だったから、勇気を出して相談してみたらアッサリ快諾してくれたそうよ。

【近藤】良かったですね!あとはその「資金計画書」があればいいわけですね。

【大石】提出すればいいってものでもないけれど、銀行側に説得力は持たせられるかな。この時は、最後に「さすがはファイナンシャルプランナーですね。とてもきちんとした計画書でした」って言われたから、代表顧問には感謝しなくちゃね。

住宅ローン審査時に必要なこと

【近藤】審査のコツって他にもあるんですか?

【大石】銀行はどこをチェックするかを考えてみることかな。提出書類をきちんと揃えるとか、信頼できそうかとか、受け答えに違和感はないかどうかとか。Yさんの場合は、ギリギリだっただけに、信頼いただけるような答え方もアドバイスしたしね。結果的に、家賃より安い住宅ローンの返済になったから、かなり楽だと思うよ。

【近藤】いいなぁ。うちは親も期待できないし。家を購入して楽になったなんて聞いたことがないです。それでもやっぱり無理して買うのはやめておこうと思いました。

他にも裏技を使ったと話してくれましたが、今の段階ではまだ教えられないと言われてしまいました。伝授したときにはお知らせしたいと思います。