マイホームを購入したいという理由は人の数だけあり、また人それぞれに違います。中には「自由もなくなるし、負債を抱えてまで何故買うのかが全く分からない」と思う人もたくさんいるでしょう。

価値観も違えば目的も違う。
個性や考えかたも人それぞれに違うので、だから面白いと言えるし、どっちが正解か、という話しではないといえます。

持ち家住宅率は60%以上

総務省統計局で公表されている”統計からみた我が国の住宅 (「平成25年住宅・土地統計調査(確報集計)」の結果から)”H27年2月26日のデータによれば、持ち家住宅比率は61.7%にのぼり、5年前の調査より6.1%増加しています。
引用元: 総務省統計局より

東京都だけでみると、また違ってくるでしょうけど、それにしても大まかに言えば6割はマイホーム派、4割は賃貸派といえるでしょう。

不動産を購入する理由

これまで接したお客さまやアンケートなどで、よく挙げられる購入動機をみてみましょう。

  • 自分の”家”がほしい
  • 家賃がもったいないと思ったから
  • 家が手狭になったから
  • 結婚・出産を機に必要と思った
  • 税金の優遇や、低金利、消費税など買い時と思った
  • 環境や利便性のいい場所に住みたいと思ったから

家を買うことで得られるメリット

社会的信用が得られる

住宅ローンは確かに負債ですが、そもそも銀行は信用のできない人にはお金を貸さないという点が挙げられます。要するに「あなたを信用しているからお金を貸しますよ」ということになります。よって、住宅ローンの審査を通過するということは、それなりに社会的信用があるといって間違いないでしょう。

芸能界やフリーランスので仕事をしている場合、認知度や人気度は高くても、浮き沈みがあるため、銀行が重視している「安定した収入」という意味では厳しくなりがちです。

そして家を持っているということは、世間体でも社会的信用が得られます。特に目上の人からの見方が違ってきたり、しっかりしているな、とみられることも多いでしょう。

きちんと住宅ローンを返済すると、さらに信用度が上がる

住宅ローンを滞納なく返済すれば、信用の実績も積みあがるわけですから、教育費が嵩むころに「学費ローン」を相談できたり、経済的に窮した際に、自宅を担保にして資金を貸してくれやすくなります。

借りないことに越したことはないですが、いつでも順風満帆とはいかないのが人生。信用が重なるほど困った時の選択肢が増えることになります。

安心感が得られる

”借りもの”というよりは”自分のもの”のほうが、気を使ったり神経を使ったりすることも減りますよね。貸主や管理会社からの干渉も免れるし、床やクロス、穴あけにも「原状回復」の縛りが生じてしまう。

その点マイホームなら、子どもが生まれ、独立し、老後まで”自分の住処”としての拠点が得られる。雨風や外敵から守るだけでなく、プライバシーは守られ、老後は食べていけるだけの年金があれば安心なのです。

この”安心感を得る”というのは生物問わず、時代を問わずあるのだと思います。「マズローの欲求」でも安全欲求というのは人の根底にあるのでしょう。

参照: マズローの欲求5段階説

自由が得られる

これは安心感でお話しした内容と少し重複しますが、壁に穴を開けたり、好きな色に塗ったり、間取りを変えたりなど、リフォームも気兼ねなくできるというメリットも大きいと思います。

マンションの場合は、専用部分の定めや、理事会の承認を得る必要がありますが、リフォームやリノベーションして、ライフステージに合わせた間取りを変えたり、内装を変えてみたり、設備も最新型に交換したり自由にできます。

それ以外でも、いつでも所有権を売却して住み替えしてもいいし、賃貸に出して家賃収入を得る、ということもできるのです。

自分の資産になる

住宅ローンの返済とともに自分の資産となっていきます。

そして大まかではありますが、下記の条件で試算した場合

Ⅰ.賃貸で家賃15万円の部屋を15年借りた場合
  ※初期費用は含めない
Ⅱ.2,500万円の家を、2,500万円で25年で借り入れ、金利0.675%の場合
  ※購入経費は含めない

Ⅰ.賃料(15万円×180ヶ月)+ 更新料(15万円×7回)= 2,805万円
Ⅱ.毎月返済額 90,586円 15年後の残債額 約1,050万円

  
となったとしましょう。

Ⅰの賃貸の場合は、約2,800万円の支払額が発生しますが、Ⅱの購入した場合は、毎月の月額負担も抑えることができ、25年後に価値が1,050万円より下がらなければ、売却益が発生し、15年間で支払った住宅ローンは約1,630万円となります。

もし、25年絶っても2,000万円で売却できたとしたら、約1,000万手元に残りますし、その後賃貸で貸して、15万円の家賃収入が得られとしたら、住宅ローンと相殺してもプラスの収入になるし、残債額もさらに減らせることができるのです。

このように、マイホームは資産に育てることが多いにできますし、不動産の仕事をしている私からみても、資産にできる家を買ってほしい。

ただし全ての家が資産になるわけではない

何を買っても資産につながる、というわけではないのでご理解ください。

どんな不動産を、どのように買うか。

これがとても大事になります。

詳細は個々によっても違うし、資金やエリアにもよっても違ってきます。
購入前のその人に最適な戦略が、人それぞれに違うので、家を買えばいいんだ、とは思わないでください。

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